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原材料2. ジャワしょうが|トライザのひみつ

ジャワしょうがって、どんな植物?

ジャワしょうが
画像参照元:株式会社ホソダSHC

 

 トライザの原材料のひとつ「ジャワしょうが」はしょうが科(Zingiberaceae)に属しており、インドネシアをはじめ東南アジアに広く分布して自生・栽培されています。

ジャワしょうがは、古来よりスパイスやインドネシアの伝統薬であるジャムー(Jamu)として利用されてきました。

インドネシア現地ではスパイスや伝統薬ジャムーの他、お茶に加えてハーブティーのように飲むこともあるようです。



画像引用元:株式会社ホソダSHC

ジャワしょうがはメリンジョと同様に日本では馴染みのない植物ですが、インドネシア現地では薬、健康食品、マッサージオイルに活用されるなど、その存在は深く生活に根づいています。

 

一般的なしょうがとジャワしょうがの違い

画像引用元:株式会社ホソダSHC

上記画像は、しょうが、ジャワしょうが、ウコンを比較した写真です。
ウコンは少しすっきりした形ですが、どの見た目も非常に似ており、種が近いことがよくわかります。

ジャワしょうがの断面は、一般的なしょうがと比べると一目で間違えようがないほど濃い黄色をしており、独特かつスパイシーで強烈な香りが特徴的です。

獲れたての新鮮なジャワしょうが
Lembang Rendy農園にて
画像参照元:株式会社ホソダSHC

大きな違いは、その成分です。
ジャワしょうがは、一般的なしょうがに含まれる代表的な成分を含みません。
その一方「バングレン(Banglene)」など、特徴的な成分を含むことが分かっています。

つまり一般的なしょうがとジャワしょうがは、見た目は非常に似ていても、代表的な成分には大きな違いがみられるということです。

 

ジャワしょうががシニア期の健康に役立つ理由

 

ジャワしょうがに含まれる「バングレン」という成分が、脳の健康維持に役立つことが分かっています。

「バングレン」はヒトの認知機能障害においても優秀な研究データがあり、これまでの認知機能のサプリメントとはまったく違ったアプローチが期待できる革新的なものです。

脳は神経細胞の巨大なネットワークです。
その神経細胞たちはニューロンと呼ばれ、電気信号を発してお互いに情報をやりとりしています。

このニューロンの巨大なネットワークに電気信号が常時駆け巡り、身体のさまざまな役割を果たしているのですが、脳の神経細胞の老化によってこの機能が衰えることで行動などの変化となって現われるケースがあります。
そのひとつが認知症(認知機能障害)という病気です。

犬の寿命が延び続けているいま、認知症の発症は増加傾向でシニア犬の健康維持の大きな課題となっています。

 

愛犬のエイジングケアに最適なジャワしょうが

 

 

犬の認知症(認知機能障害)は10歳頃から発症し、12歳頃に急増するといわれています。
10歳というと、「若い頃とあまり変わらないし、うちのこはまだまだ元気!」と思われる飼い主さまが多いかもしれません。

しかし、認知症は初期段階で見逃してしまいがちな病気のひとつです。
「あれ?様子がおかしいかも…」と思ったときには、症状が進んでしまっているケースも多いため、シニア期を迎えたら早めに予防や対策に取り組むことが重要です。
※大型犬は小型犬よりも加齢スピードが早いため、7~8歳ごろから注意が必要です。

脳の神経細胞の健康を維持するうえで、近年注目を浴びているのが神経栄養因子という物質です。
神経栄養因子は脳の神経幹細胞に働きかけ、神経細胞の新生(分化)を促進し、神経細胞の成長や維持に深く関与すると考えられています。

神経栄養因子は普段の生活のなかで自然と体内で産生されていますが、加齢によりこの産生が低下するといわれています。

ジャワしょうがに含まれる革新的な成分「バングレン」には、神経栄養因子のような働きをすることがさまざまな試験で分かっています。
さらにこの成分は低分子の化合物であることから、脳の毛細血管にあるフィルターの様な役割をする血液脳関門を通過することも明らかになりました。

ジャワしょうがに含まれる革新的な成分「バングレン」を日常的に摂取することが、脳の健康維持をはじめ、シニア期のさまざまなお悩みに役立つと考えられています。

ジャワしょうがは前述のとおり、特にシニア期に衰えがちな脳機能の健康維持に最適な成分を含むため、ぜひ取り入れることをおすすめします。
では、愛犬にどのようにジャワしょうがを与えればよいのでしょうか。

 

手軽なサプリメントで取り入れましょう

食品から特定の栄養素をしっかりと摂取しようとすると、大量に摂取しなければなりません。
またジャワしょうがは食品として手に入りづらいこともあり、サプリメントで手軽に効率的に摂取することをおすすめします。

10歳からはじめる認知機能の健康維持 トライザ

 

現在、ジャワしょうがから特許取得の製法で抽出したエキス「サラファクト™」が含まれる犬用サプリメントはトライザのみです。
※「サラファクト™」はバングレンを豊富に含みます

トライザはもうひとつの主成分、メリンジョ抽出エキス「グネトロン™」も含有する、エイジングケアに特化した製品です。

メリンジョ抽出エキス「グネトロン™」については、下記の記事をご覧ください。
原材料1. メリンジョ|トライザのひみつ≫

愛犬のエイジングケアのためには、栄養のほかにも適度な運動習慣や体重管理、定期健診などさまざまな角度からアプローチすることができます。
いずれも日常的なケアで簡単に取り組めるものばかりなので、ぜひ気軽に取り組めることからはじめてみましょう。

犬用サプリメント トライザのご購入は公式WEBサイトから、もしくはかかりつけ動物病院にご相談ください。

 

情報参考元:株式会社ホソダSHC


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