老犬に愛情を伝える7つの方法|『大好き』を感じてもらう毎日の習慣

愛犬が老犬になって、寝ている時間が増えたり反応が薄くなってくると、「幸せだと思ってくれているかな」「大好きな気持ちは伝わっているかな」と考えてしまいますよね。
私も、愛犬たちが高齢になっていくにつれて、どうしたら愛情を伝えることができるか頻繁に考えるようになったものです。
犬は言葉を話すことはできませんが、私たちの気持ちはちゃんと感じ取ることができます。
そこで今回は、4匹の高齢の愛犬と暮らしていた動物介護士やホリスティックケア・カウンセラーの私が、老犬に愛情を伝える7つの方法をご紹介します。
愛犬に大好きな気持ちを伝えたいと思う飼い主さんは、ぜひ実践してみてくださいね。
| ■ 執筆者保有資格
動物介護士、ホリスティックケア・カウンセラー、ペット食育士 ほか |
老犬に愛情を伝えることの大切さ

老犬になると、からだのさまざまな機能が衰えていき、不安が強くなっていきます。
だからこそ、安心して穏やかな毎日を過ごしてもらうためにも、愛情を伝えることがとても大切です。
犬は飼い主さんの気持ちを敏感に察知し、その感情に共感する能力を持っていることが、さまざまな研究からもわかっています。
つまり、言葉が通じなくても、愛情を感じることはできるのです。
実際に、私の愛犬の1匹は認知症を発症し、すべてにおいて関心を示さず、家族のこともわからなくなりました。
しかし、そんな状態でも私の気持ちはきちんと愛犬の心に届き、その気持ちに応えるかのように毎日を一生懸命に生きてくれたのです。
大切なのは、愛犬を想い寄り添う気持ちと、伝えようとする姿勢。
それだけで、老犬は安心し、心からの愛情を感じ取ってくれるでしょう。
老犬に愛情を伝える7つの方法

では、老犬に愛情を伝えるためにはどうしたら良いのでしょうか。
どれも特別なことではなく、今から始められるものばかりです。
普段何気なく行っていることでも、「愛情を伝える」ということを意識してみてくださいね。
①手の温もりを届ける
毎日、愛犬のからだに触れて、手の温もりを届けてあげましょう。
老犬にとって、飼い主さんの手の温もりは安心感そのものです。
優しく撫でたり、そっと体に触れてあげるだけで「大好き」な気持ちが伝わります。
スキンシップを行うことで、幸せホルモンや愛情ホルモンと呼ばれている「オキシトシン」の分泌が促されます。
オキシトシンは愛情を深めたり、情緒の安定、ストレス軽減などの効果があり、手の温もりを届けることは老犬の心と体の健康を支える、大切な愛情表現なのです。
②穏やかな声で話しかける
たとえ耳が遠くなっていたり、わからなくなっていても、愛犬に穏やかな声で話しかけましょう。
穏やかな声で名前を呼んだり、話しかけるだけで、安心感や愛情を伝えることができます。
研究でも、犬は飼い主の声の高さや抑揚からも感情を読み取ることができることが証明されています。
そのため、優しい声は愛情を示す大切なコミュニケーション方法なのです。
③一緒に過ごす時間を増やす
愛犬と一緒に過ごす時間を増やしてあげましょう。
老犬は体力が落ち、若いころのように長時間の散歩や活発な遊びは難しくなります。
しかし、ソファで隣に座る、床に寝転んで一緒にくつろぐなど、特別なことをしなくても「ただ一緒にいる」ことで愛情は十分に伝わります。
孤独感や不安を和らげ、精神的な安定にもつながるため、老犬にとっても大切な時間です。
④美味しくごはんを食べてもらえる工夫をする
老犬は食欲が落ちやすかったり、食に関心を示しにくくなりますが、美味しくごはんを食べてもらえる工夫をしてあげましょう。
食材を小さく切る、やわらかく調理する、香りを立たせるなど少しの工夫で、食べやすさや食欲の刺激につながります。
栄養をしっかりとってもらうことは、老犬のからだの健康を支えるためにも欠かせないことです。
しかし、それだけではなく「飼い主さんが自分のためにやってくれている」と老犬が感じられる時間にもなるでしょう。
老犬が食べないときの対処法は、以下の記事をチェックしてみてくださいね⇩
| 動物介護士が解説|老犬が食べないときに試してほしい8つのこと |
⑤外の空気を感じてもらう
飼い主さんと一緒に、外の空気を感じてもらいましょう。
外の空気や自然の刺激は、老犬の心とからだに良い影響を与え、気分転換や生活リズムの安定にもつながります。
自力での散歩が難しい場合でも、抱っこやカートで連れ出してあげてくださいね。
老犬の散歩については、こちらもご覧ください⇩
| 動物介護士が解説|老犬が散歩を嫌がるときはどうする?回数や時間の目安も |
⑥日々のケアも愛情を伝える時間に変える
日々のケアは、老犬に愛情を伝える絶好のチャンスです。
ブラッシングや爪切り、歯磨きなど、日々のケアを愛情を込めて丁寧に行いましょう。
老犬に限りませんが、犬たちは飼い主さんをよく観察しています。
ケアをするときに優しく声をかけたり触れることで、手の温もりを届けることもできるでしょう。
【関連記事】
| 老犬が喜ぶことは?老犬との過ごし方を動物介護士が解説! |
⑦どんなときも笑顔で接する
老犬にとって、飼い主さんの笑顔は「安心」や「幸せ」に直結します。どんなときも穏やかな気持ちで、笑顔で接するようにしましょう。
飼い主さんの表情や声のトーンは、老犬が気持ちを読み取るための大切な手がかりです。
笑顔を見せてあげることで、老犬は安心して愛情に包まれた毎日を送ることができるでしょう。
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まとめ

老犬に愛情を伝えることは、難しいことをするわけではありません。
そっと撫でてあげたり、優しく声をかけたり、ただそばにいてあげるだけでも十分なのです。
高齢になり、たとえ視力や聴力が弱くなっても、飼い主さんの「大好き」という気持ちは心に届きます。
犬の寿命は人間と比べてはるかに短く、愛犬と過ごす一日一日、一分一秒はかけがえのない大切な時間です。
だからこそ、今この瞬間から感謝と愛情を伝えてあげることを意識してみてください。
その毎日の積み重ねが、老犬の穏やかな毎日を支える力となり、何よりの愛情表現になるでしょう。
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執筆者:高田(動物介護士)
