犬が長生きする秘訣はコレ!長寿犬に共通する5つの習慣【専門家が解説】

「愛犬にいつまでも長生きしてほしい」
「少しでも長く一緒にいたい」
これは、すべての飼い主さんの願いではないでしょうか。
私自身も愛犬と暮らす飼い主として、常々そう思っています。
私は仕事がら、普段から犬に関する論文や研究データをよく見るのですが、その中で長生きする犬たちには共通する習慣があることが見えてきました。
そこでこの記事では、犬が長生きするための秘訣について解説します。
どれも難しいことではないため、愛犬のためにもぜひ今日から取り入れてみてください。
| 執筆者:高田
【保有資格】 |
※愛犬の体調についてご心配な事がある場合は、かかりつけ動物病院へご相談ください
犬が長生きするために知っておきたい加齢の変化
犬も年を重ねるにつれ、体のあらゆる機能が衰えていきます。
こうした変化を知っておくことは、愛犬に必要なケアや気をつけてあげたいポイントが分かり、寿命を長く保つことにつながります。
まずは、犬のシニア期がいつから始まるのか、加齢によってどんな変化が起こるのかについて知っておきましょう。
犬のシニア期(いつから老犬なの?)
犬には何歳からが老犬という明確な基準はありませんが、一般的には、小型犬・中型犬は7歳頃から、大型犬は5歳頃からシニア期に入るとされています。
見た目は若く元気そうに見えても、体の中では少しずつ機能が衰え始めるため、この頃からシニアケアを意識することが大切です。
犬の加齢による変化
犬はシニア期に入ると、体の働きや日常のリズムに少しずつ変化がみられるようになります。
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■ 犬の加齢による変化(例) ・消化や代謝の働きが衰える |
老化のスピードには個体差がありますが、これらの変化はどの犬にも必ず訪れる自然なものです。
長生きする犬に共通する5つの習慣
愛犬が長生きするかどうかは、毎日の過ごし方が大きく関わっています。
ここでは、研究やデータから見えてきた、長生きする犬に共通する5つの習慣をご紹介します。
長生きの秘訣①毎日の間食タイムがある
長生きする犬の多くに共通してみられたのが、毎日間食(おやつ、軽食など)をもらっていたことです。
実際の調査では、毎日間食をもらっていた犬のほうが、まったく間食をもらっていなかった犬に比べて、長生きしている割合が明らかに高いという結果になっています。(※1)
もちろん、間食の与え過ぎは栄養バランスを乱したり肥満の原因になって逆効果です。
しかし、1日のカロリーの10〜20%程度の適量の間食は、犬にとってプラスに働くと考えられます。
では、なぜ間食が長生きにつながるのでしょうか。
実際は、間食そのものが特別な効果を持つというよりも、間食の時間が犬の心に良い影響を与えると考えられるからです。
間食をもらうことで毎日の楽しみが生まれ、大好きな飼い主さんとのやり取りも増えて気持ちが満たされます。
こうした心の安定が、長生きにつながっているのかもしれませんね。
長生きの秘訣②食事に気を配られている
長生きする犬に共通しているのは、食事に気を配られているということです。
犬の体質や状態に合った食事を選ぶことはもちろん、栄養バランスや食材の質にも気を配ることで体への負担が減り、健康を保つことにつながりやすくなります。
海外や日本の研究では、ドライフードを食べていた犬より、手作りごはんを食べていた犬のほうが長生きする傾向にあるという報告もあります。(※1、2)
これは、手作りごはんだから長生きするというわけでなく、水分量の多い食事によって腎臓や消化器の負担を軽減しやすいからです。
手作りごはんやウェットフードは70%以上が水分で、柔らかく消化しやすいという特徴を持っています。
ドライフードをふやかしてウェットフードと同じくらいの水分量にする場合は、フード量の2.5倍のお湯の量を入れましょう。
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長生きの秘訣③外の刺激や散歩がほどよくある
長生きする犬は、外の刺激にふれる時間があるという共通点があります。
犬にとって散歩は運動だけでなく、匂いや音、光など外の刺激が脳を活性化させてくれたり、気分転換になるものです。
実際、時々散歩をした犬は長生きする傾向にあり、散歩をしなかった犬は長生きする割合が明らかに低いという調査結果になっています。(※1)
軽い運動は血流を良くしてくれるほか、筋力の維持にも役立ちます。
無理に長く歩く必要はないので、ちょっとした散歩や外気浴を意識してあげましょう。
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長生きの秘訣④安心して眠れる環境が整っている
犬の睡眠と寿命に関する研究はまだありませんが、人間では睡眠の質が高いほど寿命が長いという報告が数多くあります。(※3、4)
また、睡眠時間が極端に短すぎたり長すぎると、死亡リスクが高まるというデータも示されています。(※5)
もちろん、人間と犬では異なるため結果をそのまま当てはめることはできませんが、睡眠が心身の健康に大きく関係するということは共通している部分です。
だからこそ、安心して眠れる環境を整えてあげることは、愛犬の寿命を守るうえでも大切なことと言えます。
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長生きの秘訣⑤飼い主が適切に飼育管理をしている
長生きする犬のすべてに共通しているのが、飼い主さんが日頃からしっかりと愛犬を見守り、手をかけている(適切に管理している)ということです。
普段からよく観察をしていると、ほんのわずかな違和感でも早く気づけるようになり、病気の早期発見・治療につながります。
犬の長寿に関する研究では、飼い主から食事や健康、日々のケアなどの飼育管理が適切にされた犬、すなわち愛情をかけられた犬が長生きすると結論づけられました。(※1)
- 気になることがあったら動物病院を受診する
- 毎年予防接種を受ける
- ノミダニ・フィラリア予防を欠かさない
- 定期的なブラッシングや口内のチェック
- 室内の温度や湿度を適切に保つ など
こうした当たり前のケアを丁寧に積み重ねることが、愛犬の長生きを支えます。
長生きの秘訣⑥年齢に合わせたケアをされている
長生きする犬に見られる共通点は、年齢に合わせたケアをされているということです。
子犬期、成犬期、シニア期では体の状態が同じではないため、必要なケアやサポートの内容も大きく変わります。
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・子犬期(0歳~成犬まで) ・成犬期(~6歳頃) ・シニア期(7歳頃~) |
それぞれのステージに合ったケアをしてあげることで、愛犬の健康寿命を延ばすことにつながります。
愛犬に元気で長生きしてもらうためには脳ケアも重要!
愛犬に長生きしてもらうためには、認知機能の健康を保つこともとても重要です。
現時点で、犬の認知症が寿命に直接影響するかどうかの明確な研究はありません。
しかし、人間の研究では認知症は寿命を短くするという研究報告が多数あり、認知症と寿命には大きな関係があると考えられています。(※6)
犬と人間の脳は構造やメカニズムに共通点が多いことから、早い段階からの脳ケアは愛犬の寿命を支えるうえで欠かせないと言えます。

亡くなるまでの寿命(平均寿命)ではなく、元気に愛犬らしくいられる期間(健康寿命)を少しでも長くしてあげたいという願いは、飼い主さんみんなが持っていることでしょう。
ワンちゃんにとっても、大好きな飼い主さんのことを認知できて、自分の足で歩いて、自分の歯で美味しくごはんを食べて、痛みや不調を感じることなくすごせる期間が長い方が幸せですよね。
そのためには、日頃の食事や散歩、睡眠だけでなく、脳ケアにおすすめの遊びやサプリメントを取り入れることも重要なポイントです。
おすすめの遊び|ノーズワークや知育トイ
ノーズワークや知育トイなど、脳を使う遊びを取り入れましょう。
こうした遊びは脳の神経細胞を刺激したり、脳全体を活性化させてくれます。
脳は刺激が少ないほど衰えやすいため、適度に脳を使ってもらうことが大切です。
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おすすめの脳ケアサプリメント|トライザ

脳の健康を保つためにも欠かせないのが、加齢によって不足しがちな栄養を補ってあげることです。
トライザは、通常の成分では入り込むことができない血液脳関門を通過できる、神経栄養因子様活性化合物の「バングレン」が含まれており、効率的に神経幹細胞に働きかけてくれます。
また、近年人間でも注目が高い成分「グネチンC」も主成分のひとつとして含まれているので、脳ケアだけでなくからだ全体の健康維持に役立ちます。
実際、私も高齢の愛犬にトライザを飲んでもらっていましたが、満足度は120%!
もちろん、サプリメントは犬の体質に合わせて選択する必要がありますが、すべての老犬の飼い主さんに一度は試してもらいたいおすすめのサプリメントです。
レビュー記事も書いているので、ぜひご覧ください⇩
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まとめ

愛犬に長生きしてもらうために大切なのは、特別なことではなく毎日の習慣を丁寧に積み重ねていくことです。
もちろん、病気や老いは避けられるものではありません。
しかし、そのときどきの状態に合わせてサポートしてあげることで、1日でも長く幸せで穏やかな時間を過ごしてもらうことができます。
犬の寿命は人間に比べると短く、儚いものです。
だからこそ、愛犬に向き合い、1日1日を大切に過ごすことがとても大切なことだと言えるでしょう。
※1:獣医疫学雑誌「犬と猫における長寿に関わる要因の疫学的解析」
※2:CavalierHealth「Relation between the domestic dogs'well-being and life expectancy」
※3:ACC「Getting Good Sleep Could Add Years to Your Life」
※4:NIH「Sleep regularity is a stronger predictor of mortality risk than sleep duration: A prospective cohort study」
※5:NIH「Sleep Duration and All-Cause Mortality: A Systematic Review and Meta-Analysis of Prospective Studies」
※6:精神神経学雑誌オンラインジャーナル「認知症の緩和ケア」
