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【動画あり】老犬がぐるぐる回るのはなぜ?止めていい?受診目安は?|動物介護士解説

目次

老犬になった愛犬が、同じ場所で同じ方向にぐるぐる回る姿を見たら、「急にどうしたんだろう」「何か病気なのかな?」と、心配になりますよね。

実際、私も愛犬が17歳を過ぎた頃、激しく右回りにぐるぐる回る姿が見られるようになり、びっくりして動物病院に駆け込みました。

老犬がぐるぐる回る行動には、問題のないものから、認知症やほかの病気の可能性もあるため、注意が必要です。

また、老犬がぐるぐる回っていると、「どうしたらいいの?」「止めるべき?」と悩むこともあるでしょう。

そこでこの記事では、4匹の高齢愛犬と暮らしていた動物介護士の私が、老犬がぐるぐる回る理由や考えられる病気、注意点や受診目安について解説します。

ぐるぐる回る老犬に、少しでも快適に過ごしてもらうためのサポート方法もご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 執筆者:高田
【保有資格】
動物介護士、CPD認定 Canine Cognitive Dysfunction(CCD)修了、ホリスティックケア・カウンセラー、ペットフーディスト ほか

 

老犬がぐるぐる回るのはなぜ?ぐるぐる回ってしまう6つの理由

老犬がぐるぐる回る行動は、必ずしもすべてが悪い影響による行動とは限らず、自然な反応や年齢的なものまでさまざまです。

ここでは、なぜ老犬がぐるぐる回ってしまうのか、回る理由について解説します。

①本能や習慣による自然な行動

犬の年齢に関係なく、寝る前や排泄前、お尻の不快感があるときや自分のしっぽを追いかけるときなど、体に異常がなくてもぐるぐる回ることがあります。

▼高齢愛犬の排泄前のぐるぐる回る様子

これは、犬の本能や習慣による自然な行動で、いつも決まったような状況で見られ、短時間で落ち着く場合は基本的に心配する必要はありません。

②興奮や外的刺激によるもの

散歩や遊びのあと、来客時、大きな音や急な物音があったときなどに、興奮してぐるぐる走り回ることがあります。

これは、気持ちが高ぶった状態を発散しようとする自然な反応です。

▼高齢愛犬の散歩後の興奮によるぐるぐる回る様子

特に老犬は、興奮を抑える力や刺激を処理する力が低下し、若い頃よりも興奮状態が長引きやすくなります。

そのため、老犬になってから見られることも珍しくありません。

しばらくすると落ち着いて、普段通りの様子に戻る場合は心配しなくても大丈夫です。

③脳や神経機能の低下によるもの

老犬になると、脳や神経の働きが少しずつ低下し、考えたり判断したりする力が衰えていきます。

そのため、進む方向が分からなくなったり、次に何をすればよいか迷ったりして、同じ場所をぐるぐる回る行動が見られることがあります。

また、周囲の状況を正しく理解しにくくなることで、不安や混乱が強まり、落ち着かずに回り続けてしまうことも珍しくありません。

④平衡感覚や感覚機能の乱れによるもの

老犬になると、体のバランスを保つ平衡感覚や、目や耳などの感覚機能が少しずつ衰えていきます。

そのため、まっすぐ歩きにくくなったり、体の位置感覚が分かりにくくなったりして、同じ方向にぐるぐる回るような動きが見られることもあります。

⑤体の痛みや内臓の不調によるもの

老犬では、体に痛みや不調を抱えていることも多く、それがぐるぐる回る行動の原因になっていることも考えられます。

関節の痛みや腰の違和感、内臓の不調などがあると、同じ姿勢を保つことがつらくなりがちです。

そのため、楽な姿勢を探そうとして、ぐるぐる回る行動をすることも少なくありません。

⑥薬の副作用や代謝異常によるもの

持病の治療などで薬を服用している場合、副作用の影響でふらつきや落ち着きのなさなどが出て、ぐるぐる回る行動が見られることもあります。

また、肝臓や腎臓などの働きが低下すると、体内の水分やミネラル、老廃物の処理バランスが乱れ、行動が不安定になりやすくなります。

 

老犬がぐるぐる回るときに考えられる病気

老犬がぐるぐる回るのは、自然な反応の場合もありますが、病気が原因の可能性もあります。

病気の中には早急に治療が必要なものもあるため、正しく知っておくことが大切です。

犬の認知症(認知機能低下症、認知機能障害、認知機能不全)

老犬がぐるぐる回るときに、考えられる代表的な病気の1つが認知症です。ぐるぐる回ることは旋回運動と呼ばれ、以下の動画のように同じ方向に回り続けます。

▼高齢愛犬の認知症でぐるぐる回る様子

犬は、10歳を超えたあたりから認知症を発症しやすくなりますが、そのリスクは年齢が1歳上がるごとに約52~70%増えたという報告もあるほど身近なものです。(※)

残念ながら犬の認知症に根本的な治療法はなく、なぜぐるぐる回る行動が見られるかも、はっきりと分かっていません。

しかし、認知症になると記憶障害や見当識障害が起こるため、不安や焦燥感を感じるからではないかと考えられています。

実際、人間の認知症では、じっとしていられない「多動(動き回る)」という周辺症状があります。

人間の認知症と犬の認知症は、非常によく似たメカニズムで起こると考えられているため、そうした症状が見られても不思議はないでしょう。

【関連記事】

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脳神経の異常(不調)・病気

脳神経の異常や病気でも、ぐるぐる回る行動が見られることがあります。

 

【旋回運動が見られる病気や神経異常の例】

・前庭疾患
・てんかん
・脳炎
・脳腫瘍
・脳梗塞
・脳出血
・くも膜下出血
・水頭症 など

脳の信号が乱れたり、機能不全や機能の混乱を起こすことで、自分の意志とは関係なくぐるぐる回る行動が引き起こされます。

とくに前庭疾患では平衡感覚が失われるため、犬自身がまっすぐ歩こうとしても、結果的にぐるぐる回ってしまう状態になることも少なくありません。

これらの病気は、回ってしまう方向に首を傾けていたり、眼振(黒目が小刻みに動く症状)があることも多いため、愛犬の様子をしっかり観察することが大切です。

ただし、実際に私の愛犬でも経験しましたが、勢いよくぐるぐる回り続けた直後は、止まったあとも目が回って、眼振のように黒目が動くことがあります。

病気による眼振なのか、回ったことによる一時的なものなのかを自分で判断するのは難しいため、動画を撮って獣医師に確認してもらいましょう。

耳の不調、病気

耳の奥には体のバランスを保つ働きがある器官があるため、耳の病気が原因となっている可能性も考えられます。

とくに、中耳炎や内耳炎などで炎症が起こると、平衡感覚が乱れ、まっすぐ歩けなくなったり、ぐるぐる回ってしまうこともあるのです。

中耳炎や内耳炎は、前庭疾患の原因となってしまうこともあるため、その前段階である外耳炎になったときは、悪化させないように適切な治療を受けさせてあげましょう。

目の不調、病気

目の病気は、直接ぐるぐる回る行動の原因になるわけではありませんが、痛みや視力低下による不安や混乱がきっかけでぐるぐる回る行動につながることがあります。

 【老犬が注意したい目の病気】

・白内障
・緑内障
・網膜剥離
・進行性網膜萎縮症 など

老犬は、加齢による水晶体(レンズ)のタンパク質の変性によって白内障が起こりやすくなりますが、適切な治療を行わなければ緑内障やぶどう膜炎、網膜剥離といった合併症を引き起こしやすくなります。

とくに緑内障や網膜剥離は激しい痛みを伴い、失明につながることもある病気です。

こうした痛みや見えないことへの不安が、落ち着かずにぐるぐる回り続ける原因となることもあるため、適切な治療を受けさせてあげることが大切です。

【関連記事】

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右回り?左回り?注意が必要な老犬のぐるぐる回る行動

老犬がぐるぐる回る方向で、「右回りは問題ない」「左回りは前庭疾患や脳腫瘍」などの情報を目にすることがあるかもしれません。

そんな情報を見ると、「え、愛犬は左回りだから良くないの?」と不安になってしまいますよね。

老犬がぐるぐる回る方向は、クセや好みでどちらか一方向であることが多く、右回りでも左回りでも問題ありません。

また、病気の場合であっても、どこの機能に異常が起きているかで回る方向は異なります。

ちなみに、私の認知症の愛犬はいつも右回り(時計回り)でしたよ。

とはいえ、注意が必要な回り方もあるため、ここで詳しく見ておきましょう。

いつもと違う方向に回る

これまで右回りにぐるぐる回っていた老犬が、急に左回りになるなど、いつもと違う方向に回るときは注意が必要です。

とくに方向の変化と同時に、ふらつきや眼振、元気・食欲の低下などが見られる場合は、何らかの病気の可能性があります。

顔を傾けながら回る

顔や首を傾けたままぐるぐる回る場合、脳や平衡感覚に関わるトラブルを抱えている可能性があります。

まっすぐ立てない、片側に倒れやすいなどの様子が見られる場合は、特に注意が必要です。

激しく回る

勢いよく何時間もぐるぐる回り続けたり、自分で止められないような様子が見られたりするときは、体に強い負担がかかっている状態です。

老犬では体力の低下につながり、免疫力の低下はもちろん、持病を悪化させてしまうこともあります。

ウロウロと歩き回るのも注意

老犬がぐるぐる回る以外にも、部屋の中をウロウロと歩き回るときも、体の不調や病気の可能性があるため注意が必要です。

 ・ぐるぐる回る(旋回)

…同じ場所で同じ方向に回り続ける

・ウロウロ歩き回る(徘徊)
…目的なく歩き回る

ウロウロと歩き回るのは認知症だけでなく、不安やストレス、痛みや苦しさ、てんかん発作後、脳疾患、ホルモン疾患など、さまざまな原因が考えられます。

実際、もう1匹の高齢愛犬は肺炎や肺水腫でちゃんと息ができず、息苦しさから夜中にウロウロと歩き回っていたことがありました。

旋回と同様に徘徊で考えられる病気も、早期に治療が必要なものが多いため、注意して観察してあげてくださいね。

【関連記事】

 動物介護士が解説|老犬が徘徊する理由は?考えられる原因や対策法

 

ウロウロと歩き回るのは認知症だけでなく、不安やストレス、痛みや苦しさ、てんかん発作後、脳疾患、ホルモン疾患など、さまざまな原因が考えられます。

実際、もう1匹の高齢愛犬は肺炎や肺水腫でちゃんと息ができず、息苦しさから夜中にウロウロと歩き回っていたことがありました。

旋回と同様に徘徊で考えられる病気も、早期に治療が必要なものが多いため、注意して観察してあげてくださいね。

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老犬がぐるぐる回るときに動物病院を受診する目安

老犬がぐるぐる回る行動は、様子を見ていても問題のないものもあれば、早めに動物病院を受診すべきものもあります。

老犬に以下のような様子が見られる場合は、動物病院を受診することをおすすめします。

  • 急にぐるぐる回るようになった
  • 回る頻度や時間が明らかに増えている
  • 回る方向が変わった
  • 何時間も回り続ける
  • 回り方が激しい
  • ふらつきや転倒が増えている
  • 元気や食欲が低下している
  • 首を傾けたまま戻らない
  • 眼振がある
  • けいれんや意識がぼんやりする様子がある
  • 薬の変更後に行動が変わった など

動物病院を受診するときは、スマートフォンなどで行動の様子を撮影しておくと、獣医師の診断のサポートになります。

実際、私の愛犬が動物病院を受診したのは、ご飯も食べず、寝ずに1日中ぐるぐる回る行動が初めて見られたときです。

▼ぐるぐる回り続け、疲れて寝てしまった高齢愛犬

フラフラになりながらもぐるぐると回り続け、よろけて倒れたらそのまま寝てしまいました。

このときは、体力の消耗が危険と判断され、睡眠薬を処方されましたよ。

老犬では、ぐるぐる回ることで体力の消耗を招いたり、病気の進行を早めてしまうことにつながるため、獣医師から薬やサプリメントを提案してもらえます。

ただし、薬には副作用があるため、安易に使用することはできません。

処方された薬は、獣医師の指示を守り、適切に使用することが大切です。

老犬が夜寝ないときの原因や対処法については、以下の記事を参考にしてみてください⇩

 動物介護士が解説|老犬の夜鳴きに薬は効く?使用するリスクや対処法

 

【止めるのはダメ!】老犬がぐるぐる回るときに気をつけたいポイント

老犬にぐるぐる回る行動が見られるようになると、どうしたらいいのか、止めてあげたほうがいいのかなど、悩んでしまうこともあるでしょう。

しかし、対応の仕方によっては、逆に不安や混乱を強めてしまうこともあります。

ここでは、老犬がぐるぐる回るときに気をつけたいポイントについて解説します。


無理に止めない

老犬がぐるぐる回っているときは、無理に止めないようにしましょう。

回っている最中に体を押さえたり、無理に抱きかかえたりすると、パニックになって転倒やケガのリスクが高まります。

実際、私自身も愛犬が1日中ぐるぐる回ってフラフラになっている様子を見て、何とか止めて休ませてあげたいと思ったことはありました。

しかし、基本的には無理に止めることがストレスとなってしまうため、思う存分回らせてあげることが大切です。


絶対に叱らない

老犬がいつまでもぐるぐる回っている姿に、「止めなさい」と叱りたくなることもあるかもしれませんが、絶対に叱らないようにしてください。

老犬がぐるぐる回るときは、病気が原因で自分の意志ではない場合や何らかの目的・意味があって行っているものです。

叱られることでますます不安が強くなり、ぐるぐる回ることが止められなくなってしまうこともあるため、穏やかな気持ちで見守ってあげましょう。

 

ケガをしないように見守る

老犬がぐるぐる回っているときは、ケガをしないように見守ってあげることが大切です。

ぐるぐる回る行動が続くと、家具にぶつかったり、滑って転んだりする危険が高まります。

周囲に危険な物がないかを確認し、必要に応じてそっと支えるなど、安全を意識して見守ってあげましょう。

 

老犬がぐるぐる回るときにしてあげられる5つのサポート

老犬がぐるぐる回るのは、ある意味仕方がないことで、ケガをしないように十分に注意をすれば、そのまま好きなようにさせてあげることが基本のサポートと言われています。

しかし、それ以外にも、できるサポートがあれば何でもやってあげたいですよね。

ここでは、老犬がぐるぐる回るときに、飼い主さんが愛犬のためにしてあげられるサポートについてご紹介します。

 

①生活リズムを崩さない

老犬がぐるぐる回るようになっても、散歩や食事の時間など、それまでと同じ生活リズムを意識してあげましょう。

老犬は判断力や記憶力が低下しやすいため、生活の流れが決まっているほうが不安が減り、心身が安定しやすくなります。

また、老犬は睡眠時間が多く必要なので、日中に寝ている時間が増えるのは自然なことですが、日中に寝すぎてしまうと夜に眠れなくなって、ぐるぐる回る行動が起こることもあります。

【関連記事】

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②日光浴をさせてあげる

1日15〜30分程度を目安に、日光浴をさせてあげましょう。

日光浴には、狂ってしまった体内時計をリセットしたり、自然な睡眠への誘導、睡眠の質の向上など、さまざまなメリットがあります。

気持ちよさそうに寝ているときは無理に起こす必要はありませんが、ある程度生活リズムを整えるうえでも、日光浴をしてもらう時間や食事の時間は起こしてあげるとよいでしょう。

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③行動範囲を決めてあげる

老犬がぐるぐる回るときは、六角形・八角形のソフトサークルや円形のビニールプールなどで、行動範囲を決めてあげるとよいでしょう。

行動範囲が決まっていることで、ケガのリスクが低くなります。四角形だと、角にはまって動けなくなってしまうため、形にも配慮してあげてくださいね。

また、柔らかい素材でできているもののほうが、ぶつかった勢いでサークルと老犬が一緒に転倒してしまったときに、ケガをしにくくて安心です。

ただし、周りが囲われていることでパニックを起こしてしまう老犬もいます。

その場合は無理にサークルに入ってもらうことのほうが危険なので、部屋の中の安全対策を徹底してください。

なお、車いすを使用している老犬では、ポール台を中心部に置き、棒をポール台と車いすにつないで回る範囲を決めてあげることをおすすめします。

XやInstagramなどのSNSで、「ぐるぐる歩行器」「グル活システム」「クルクルマシーン」と検索すると、たくさんの飼い主さんの投稿を見ることができますよ。

 

④安全を確保してあげる

老犬がぐるぐる回るようになると、家具にぶつかったり、滑って転んだりする危険が高まるため、安全を確保してあげましょう。

家具などの角やテーブル・椅子などの脚を、赤ちゃん用のコーナーガードやクッション材で保護してあげたり、ぶつかった衝撃で落ちてきそうなものは移動させてください。

また、筋力がある老犬なら、勢いよくぐるぐる回ることもあります。

床も滑りにくいように、コルクマットやタイルカーペット、犬用クッションフロアなどを敷いてあげましょう。

このとき、毛足の長いカーペットやループ状のカーペットは、爪に引っかかって転倒する恐れがあるため、できるだけ引っかかりにくいものを選んであげると安心です。

とくにフローリングや段差のある場所では、思わぬケガにつながることもあるため、十分に配慮してあげてくださいね。

 

⑤脳に必要な栄養を補ってあげる

残念ながら、老犬がぐるぐる回ることを直接止められるサプリメントはありません。

しかし、脳に必要な栄養を補ってあげることで、ぐるぐる回る行動を軽減できる可能性はあります。

とくに認知症でぐるぐる回っている場合では、脳への栄養補給を積極的に検討したほうがよいでしょう。

犬の認知症は、老化によって脳細胞に栄養がきちんと行き渡らなくなったり、活性酸素による酸化ストレスなどで脳の神経細胞が破壊されてしまうことで起こっているケースがあります。

そのため、脳細胞を健康に保ったり酸化から体を守る成分が配合されたサプリメントで、効率よくサポートしてあげましょう。

 ■ 脳ケアにおすすめの成分

・ポリフェノール(アントシアニン、グネチンCなど)
・神経栄養因子様化合物(バングレン
・カロテノイド(アスタキサンチン、ルテイン、β-カロテンなど)
・DHA
・ビタミンA、C、E など

サプリメントは体質に合う・合わないがありますが、私がぐるぐる回ってしまう愛犬にさまざまなサプリメントを試してきて、上記の中でもグネチンCバングレンが配合されたものが特に良い感じでした。

グネチンCもバングレンも近年注目されている成分で、バングレンは脳の神経幹細胞に働きかけて神経細胞の新生(分化)を促し、新規細胞の成長や維持に深く関与すると考えられている神経栄養因子のような働きをすることがさまざまな試験から明らかになった成分です。

実際、薬で強制的にぐるぐる回ることを止めさせる必要があると判断された愛犬に、これらの成分が含まれたサプリメントを与えたところ、良い状態で維持できて薬も飲ませなくて済みましたよ。

このように、愛犬の体質に合ったサプリメントを見つけることができれば、老犬のぐるぐる回る行動のサポートにも役立ってくれるでしょう。

ただし、さまざまな脳ケアサプリメントが販売されていますが、中には成分の含有量がわずかなものや有用性が心配なものもあるため、動物病院で販売されている製品を選ぶことをおすすめします。

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まとめ

老犬がぐるぐる回るときは、病気が原因であることも多いです。

無理に止めさせるのではなく、病気の治療とあわせて、いかに安全にぐるぐる回らせてあげられるかが重要なポイントになってきます。

愛犬のぐるぐる回る姿が、かわいそうで見ていられないということもあるかもしれません。

しかし、サポートによって軽減できる場合もあるため、1つずつ試していきましょう。

また、おひとりで抱え込まず、獣医師に相談しながら、愛犬の病気やぐるぐる回る行動に上手に付き合っていってくださいね。

誰もが老化は避けて通れないものです。これまでずっとそばにいてくれた愛犬に感謝の気持ちを込め、穏やかに過ごせるようにサポートしてあげましょう。

 

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